趣味どき 幸せのプリン 第2回 とろけるプリン NHKEテレ

2018年8月スタートの趣味どき月曜日シリーズは、「幸せのプリン」。プリンの魅力を全4回で紹介します。料理研究家のムラヨシマサユキさんと俳優の小関裕太さん出演。2018年8月13日放送の第2回目は、「とろけるプリン~挑戦するから感動できる~」。岐阜の菓子店オーナー・所浩史さん直伝のレシピも!

クリック⇒第1回 レトロプリン

クリック⇒第3回 アレンジプリン&カラメル
クリック⇒第4回 特別な日の大きなプリン

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趣味どき 幸せのプリン 第2回 とろけるプリン ~挑戦するから感動できる~

放送日:2018年8月13日(月)

放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ

再放送:2018年8月20日(月) 午前11:30~11:55 NHKEテレ

出演者

料理研究家…ムラヨシマサユキ

出典:http://www.nhk.or.jp

小関裕太

出典:http://www.nhk.or.jp

プリン革命のパティシエ…所浩史(ところ ひろし)

出典:https://plesic.jp

株式会社 菓子道 代表取締役、クレーム カラメリエ、岐阜の小さなお菓子屋さん「プルシック」オーナーシェフ

プルシック

出典:https://plesic.jp

岐阜県岐阜市琴塚2丁目1−18

声 横山歩

出典:https://www.theatre.co.jp

番組内容

「プリン」の魅力を伝える4回シリーズの第2回。シェアハウスで暮らす、料理研究科のムラヨシと俳優を目指すコセキ。迷えるコセキに「とろけるプリン」が勇気を与える!

引用:tv.yahoo.co.jp

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所さんの究極のとろけるプリンのレシピ

出典:https://plesic.jp

所さん流カラメルのレシピ

固めで濃い味がとろけるプリンには合うそうで、水を入れずに砂糖だけで作ります。

材料(6個分)

  • グラニュー糖 60g
  • 熱湯     20ml
  • 鍋底が入るくらいのボウルに水をはっておく。

作り方

  1. 鍋にグラニュー糖を投入し、中火にかける。                    グルグルかき混ぜると温度が下がるので、あまりかき混ぜない。
  2. グラニュー糖が端のほうから溶けてきたら、溶けた液を真ん中に巻き込むようにゆっくりと混ぜる。※カラメルは焦がしが弱いと甘くなり、焦がしが強いと苦くなるので注意。
  3. 色が濃い焦げ茶になって、泡がふわっと鍋全体に上がったら、火を止める。
  4. 鍋底をボウルの水で一瞬冷やす。
  5. 熱湯を数回に分けて少しずつ注ぎ、すばやく混ぜ合わせる。             一気に熱湯を入れるとカラメルが跳ねるので注意。
  6. カラメルが熱いうちに、型(ビン)に均等に注ぐ。
  7. 粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やして固めておく。               固めることでプリンに混ざるのを防ぐ。

所さん流とろけるプリンのレシピ

材料

  • 牛乳             200ml
  • 生クリーム(乳脂肪分45%以上) 200ml
  • 卵黄             3コ分
  • グラニュー糖         45g
  • バニラビーンズ        1/4本 バニラエッセンスでも可

※昔ながらのプルプルプリンとの違いは、卵を卵黄しか使わないことにあります。

卵黄しか使わないことで、なめらかな食感になります。

なぜなら、ゆで卵を見ても分かるように、卵白は卵黄に比べてプルプルでしっかり固まるからです。

※牛乳と生クリームの総量400mlは変えずに、比率配分で味わいを変えることができます。生クリームの量を減らしてその分牛乳を増やせば、よりさっぱりとした味わいになります。

作り方

  1. バニラビーンズを縦半分に割り、種を取り出す。
  2. ボウルに卵黄とグラニュー糖を投入し、泡立て器で混ぜ合わせる。          ※混ぜるときに空気を入れないように、卵液から泡立て器を出さずにそっと卵黄にグラニュー糖をすり入れるイメージで卵黄を細かく散らすとなめらかになる。
  3. 鍋に牛乳、生クリーム、バニラビーンズをさやごといれて中火にかける。
  4. かき混ぜながら60℃まで温める。                        沸騰しないように注意。また60℃を超えると牛乳のタンパク質が固まり始めるので、温度計で測りながら温めるとよい。
  5. 卵液に鍋の中身を半分投入し、泡立て器で混ぜる。
  6. 均一に混ざったら、もう半分も投入して混ぜる。                  空気が入らないように静かに混ぜる。
  7. ザルやこし器でプリン液を裏ごしし、表面の泡をアク取りなどで取り除く。
  8. プリン液を型(ビン)に、泡が立たないように静かに注ぐ。
  9. アルミホイルでぴっちりフタをする。
  10. 鍋底3cmの深さまで熱湯を注ぐ。
  11. 鍋の中心部をあけるように鍋肌にそってプリン瓶を並べる。
  12. フタをして中火にかける。
  13. ビンがカタカタと音を立てだしたら弱火にして約8分間蒸す。
  14. プリンを軽く揺すって表面にしわができなければOK。表面の中央が波打つように揺れたらアルミホイルを被せてもう2分間蒸す。
  15. 鍋から取り出して粗熱を取り、冷蔵庫で3,4時間冷やして完成。

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所さんの究極のとろけるプリンの進化形

出典:https://plesic.jp

所さんのプリントーストのレシピ

材料(4枚分)

  • プリン液(上記の分量参照) 全量
  • 食パン(4枚切り)      4枚
  • バター(食塩不使用)    大さじ1
  • カソナード        適量
  • 粉砂糖            適量
  • 好みのフルーツ      適量
  • 生クリーム        適量

作り方

  1. 食パンは縦に2等分にし、バットなどに並べる。
  2. プリン液をバットに流し入れる。
  3. 冷蔵庫で2時間以上、食パンを返しながら冷やし、均一に液を吸わせる。
  4. フライパンにバターを中火で熱し、液を吸わせた食パンを投入する。
  5. フタをして約2分間焼く。
  6. こんがりと焼き色が付いたらひっくり返し、同様に焼く。
  7. 皿に盛り付け、粉砂糖をふり、表面をバナーで焦がす。
  8. 好みのフルーツと生クリームを添えて完成。

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ムラヨシさんのとろけるプリンのアレンジレシピ

①とろけるプリンのプリン液でフルーツパンプディング

材料(グラタン皿1枚分)

  • プリン液
  • 卵黄           3こ分
  • グラニュー糖       45g
  • 牛乳           200ml
  • 生クリーム(乳脂肪分45%) 200ml
  • バニラビーンズ      1/4本
  • フランスパン            1/2本(1.5cmの輪切りにしておく)
  • 冷凍ベリーミックス         150g
  • バター(無塩/5mm角に切っておく。) 20g
  • メープルシロップ          適宜

作り方

  1. ボウルにグラニュー糖とバニラビーンズの種を入れて、指先でよく混ぜる。
  2. 小さめの鍋に牛乳、生クリーム、1で作ったグラニュー糖を小さじ2いれて、中火にかける。
  3. 60℃(湯気が立つくらい)まで温めて、火を止める。
  4. ボウルに卵黄、残りのグラニュー糖を入れて泡立て器で泡が立たないようにゆっくり混ぜる。
  5. 鍋の中身を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
  6. ザルで裏ごしする。これでプリン液の完成。
  7. フランスパンを投入して、15分浸す。
  8. グラタン皿にバターを薄く塗り、浸しておいたフランスパンをぎゅうぎゅうに並べ入れる。
  9. 冷凍ベリーミックスと角バターを上から散らす。
  10. 余ったプリン液も最後に全て投入する。
  11. 200℃に温めたオーブンで約20分間焼く。
  12. お好みでメープルシロップをかけて完成。

①とろけるプリンのプリンベースでプリンのアイスキャンディー

材料(小さい紙コップ6個分)

  • プリンベース  360g(カラメルなしでプリン液を蒸し固めたもの)
  • 粒あん     大さじ2(紙コップ2個分)
  • いちごジャム  大さじ2(紙コップ2個分)
  • キウイスライス 2枚 (皮を向いて厚さ3mmに輪切り)
  • スティック   6本

作り方

  1. 粒あんといちごジャムを、それぞれ紙コップに入れる。                          ※2個×2種類で4個
  2. キウイは紙コップの底面に合わせてカットして、1つずつ紙コップに入れる。
  3. 1と2の紙コップ6個に、プリンベースをざっくり崩しながら7分目までスプーンで入れて、スティックを刺す。
  4. 冷凍庫で凍らせる。
  5. 刺したスティックを持ち、紙コップから引き抜いて完成。

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プリンの歴史

干し柿のポッディング(明治5年)

明治時代に描かれた料理の本「西洋料理通」(明治5年発行)

出典:http://dbrec.nijl.ac.jp

当時イギリス人が日本に持ち込んだ本を翻訳したもの。

これによると、干し柿のポッディングという記載があり、これが日本で初めてのプリンだそうです。

番組では、ここに書かれたレシピに従って二宮健さんが再現していました。

出典:https://www.nakamuraya.co.jp

新宿中村屋 チーフテイスター兼総料理長で、日本における西洋料理の歴史を研究しています。

出典:http://team-mrc.com

東京都新宿区 新宿3丁目26−13 新宿中村屋ビル8F

再現されたプリンは、柿の色の茶色いプリンで、てっぺんに柿のヘタを乗せていました。

カスタープデン(明治36年)

明治終わり頃、ベストセラーになった「食道楽」(明治36年発行 村井弦斎著)にもプリンのレシピが書かれていました。

出典:https://kintarosus.exblog.jp

「食道楽」縁の地にあるレストラン「湘南平塚フランス料理 マリールイーズ/Marie Louise」のシェフ尾鷲幸男さんがこの再現に取り組んだそうです。

出典:https://twitter.com

出典:http://itot.jp

神奈川県平塚市松風町1−16 レーベンス松風

甘さ控えめの優しい味で、当時は貴重な食材である卵や牛乳を使って、気軽に食べられるお菓子ではなく、滋養のある料理だったそうです。

プリンの普及

プリンが家庭のおやつになったのは戦後のことだと言われています。

「暮らしの手帖」第1世紀8号(昭和25年発行)に「誰にでも必ずできるプディングのレシピ」が掲載されていました。

出典:http://www.umi-neko.com

家にある調理器具を使い、手順は少なくして25分でできると紹介されていました。

こうしてプリンは国民的なお菓子として広まりました。

およそ150年前に日本にやってきたプリン。

より美味しく、より簡単に知られざる進化を遂げていました。

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